6W-4
筆記動作から推測した学習状況を遠隔で伝える手法
○高田沙織,高橋 伸,田中二郎(筑波大)
人は学習をする際、同様に学習をしている人が周囲にいると学習の意欲が向上する場合が多い。そこで、自室にて1人で学習をしている際にも、他に学習をしている仲間がいるような感覚を得られないかと考えた。
本研究では紙と筆記具を用いた学習において、他の誰かが学習している状態を検出し、自分側に提示する手法を提案する。学習状態の検出には、筆記具に加速度センサを取り付け、そのセンサから得た情報を元に推測を行う。提示には筆記具や机周りの物をLEDで光らせる方法を用いる。また、本研究では上記手法を用いて、学習状況を遠隔地間で互いに確認できるシステムを作成・運用し、検出・提示手法の評価を行った。

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