6W-2
身体装着型モーションセンサを用いた緊張状態の検出
○本田智明,松下宗一郎(東京工科大)
精神的な緊張は人間にとって身近な物であり、緊張する場面も面接やテスト、発表等と様々である。緊張に関する研究としては、緊張状態を作り出すために計算問題を解かせるといった何らかの行動を伴う研究や、時間的制約を与えるといった精神的な負荷をかける研究等がある。また、緊張状態を測定する手法として発汗や心拍・心電を用いた研究が行われている。しかし、緊張を日常的に測定できる機器の普及には至っていない。本研究では日常的に行える行動によって、客観的に自身の緊張を知る方法の発見を目指した。緊張した際には普段の行動が上手く行えなくなるという特徴がある。そこで、身体装着型のモーションセンサを用いて人間の行動を測定する事で、緊張状態の検出を試みている。

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