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ステレオカメラおよび動画像処理を用いた対人関係構造抽出手法の研究
○杉本卓也,柴田邦道,萱野彩香,河合 純,金田重郎(同志社大)
 社会において、人々や組織といった集団の関係構造、ひいては集
団の特性を知る事は、集団が属する組織の活動の活性化や沈滞の理
由などの把握に有用である。
 従来、集団の関係構造を抽出する手法として、ステレオカメラを
複数の対象者がいる空間周囲の上部四隅に設置し、動画像処理を用
いた。しかし、この手法では対象者が下を向いて作業している場合、
検知できないという問題がある。
 そこで本稿では、新たに下部四隅にもステレオカメラを設置して、
作業中における集団の関係構造を抽出する。そして、上部のみにス
テレオカメラを設置した場合との検知精度の比較を行い、本手法の
有効性について検証する。

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