6U-6
ガウス過程事前分布を用いた空間変化混合モデルによる画像分割
○栗栖昂勢,末松伸朗,岩田一貴,林  朗(広島市大)
画素の輝度値に基づく画像分割では,正規混合モデルに基づく手法が
長らく研究されている.
このアプローチでは,ノイズに頑健な手法とするために,各画素の
セグメントへの帰属の決定に,その近傍画素をどのように
依存させるかが鍵となる.
本研究では,混合モデルの混合率が,セグメントの種類と同数の
隠れた関数に支配されているというモデルを考える.
そして,その関数を,事前分布にガウス過程を用いて画像から推定する
ことにより,画像分割を実現する手法を提案する.
本手法では,ガウス過程事前分布の共分散関数の設定により,
近傍画素の影響をどのように受けるかが決定されることになる.

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