6T-6
簡略表現の音声認識を目指した生成規則と出現頻度の調査
○秋田谷樹,駒谷和範,佐藤理史(名大),中野幹生(ホンダRIJ)
音声対話システムでは,名称の一部を省略した簡略表現の入力により音声認識誤りを招く。
これに対し,簡略表現の候補を自動生成する事で音声認識辞書を拡張する手法が提案されている。
また,再現率を重視した候補自動生成では,語彙の増大により音声認識率は低下する。
本研究では,簡略表現を自動生成する手法について検討する。
まず,複数のユーザーから簡略表現と元の表現を収集する。
収集したデータに対し簡略表現の生成規則毎に分類し,傾向を分析する。同時に,自動生成した簡略表現の候補が大規模コーパス内に出現するかどうかを調査する。これらに基づいて規則による生成と,大規模コーパス内での出現頻度の両面から,簡略後の自動生成の可能性について検討する。

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