6S-2
面接時の受験者の動作に着目した性格推定手法
○大石勝也,羽倉 淳,槫松理樹,藤田ハミド(岩手県大)
本論文では、職業面接時における受験者の特定動作の大きさや回数などからの性格の推定を目的とする。面接時に性格を知ることの有用性は良く知られている。性格推定には主要5因子性格検査(以下BigFive)、東大式エゴグラムなどの質問法による方法が利用されている。しかし、そこでは質問回答者にある質問とそれに関連している性格の良否が容易に推測できる場合がある。そこで本研究では、コンピュータによるプレ面接システムを提案する。ここでは、50人程度の被験者にプレ面接とBigFiveを実施し、収集したデータから、面接時の動作とBigFiveの結果を関連付ける。これにより受験者の動作を観測することで最も近いBigFiveの因子を自動的に推定する方法論を提案する。

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