6S-1
時系列動作情報からの感情推定手法
○土門隆太,羽倉 淳,榑松理樹,藤田ハミド(岩手県大)
本研究では、VDSという特定の医師をコンピュータで再現し問診を行うシステムにおける、行動決定に際しての患者の感情推定精度向上を目的としている。多くの研究で表情やジェスチャなどに着目し、一瞬、または比較的短時間の特徴から感情推定を行っている。しかし、観察された表情やジェスチャが同じであっても、相互作用時におけるこれらの変化によってその解釈に違いがあることが心理学的知見として知られている。そこで本研究では、患者とVDSによる質問-回答を1ターンとし、この中での表情と腕の動きの時系列変化から感情推定を行う。さらに、複数のターンにおける時系列変化を考慮した感情推定を行う。

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