6P-9
Android端末を用いた大貧民ログ収集システムの開発
○三津山雅規,鍋田真一,武藤伸明,湯瀬裕昭,大久保誠也(静岡県大)
本研究の目的は、不完全情報ゲームの大貧民のログを大規模に収集し、そのログから棋風や定石を明らかにすることである。大貧民では、従来、計算機同士の対戦ログは容易に収集可能であるが、人のプレイログの収集は大きな労力が必要であった。そこで、本研究では、サーバーとクライアントからなる収集システムの開発を行った。クライアントはAndroid端末上で動作し、UECdaルールに準拠した大貧民を、ローカル上にあらかじめ用意されたプログラム相手にプレイすることができる。サーバーはUNIX上で動作し、クライアントから送信されたログの収集を行う。本発表では、システムの概略と初期の解析結果について述べる。

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