情報処理学会 第75回全国大会講演要旨

開発中の“構内3次元経路案内システム”には経路の実距離情報が無い.
そこで, 既存のネットワークデータのデータ構造を拡張し,
屋外でGPS情報が直接得られる節点にはその値を追加し,
それ以外は近似値を計算して追加することにした.
本研究では比較的正確な10個前後の節点を固定し,
実座標とモデル座標の変換を行い, 残りの節点の近似値を計算し,
最短経路の実距離を推定する.
また, 実際の経路の多様な変化, 変更に素早く対応したデータを維持するには,
どのようなデータ構造を用意すればいいのかを考慮し, システムの改良を行う.