6L-1
コンパイラの中間表現を用いた実行系列取得システムの開発
○松崎新司,太田 剛(静岡大)
プログラプログラムの動的解析は有用であるが、実行系列情報が必要である。
実行系列の取得方法には、仮想マシン上でバイナリコードを
書き換える手法や、ソースコード・中間表現を書き換える手法が存在する。
中間表現を書き換える手法では、言語非依存の共通中間表現を
用いることで、一度に複数の言語に対応できる利点があり、
またソースコードを書き換えずに済み、オーバーヘッドも少ない。
我々は、この手法を用いることでGCC環境において、
C、FORTRAN、C++、Objective-Cに対する
実行系列取得システムを実現した。
また、このシステムが有効であることを示すため、4言語を統一的に
扱える動的スライシングツールを実装した。

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