6J-5
高次局所自己相関特徴に基づくAdaBoostを用いた乳腺超音波画像からの腫瘤像検出
○山崎優大(筑波大),坂無英徳,岩田昌也,野里博和(産総研)
本論文では,高次局所自己相関(HLAC)特徴に基づくAdaBoostを用いた乳腺超音波画像からの
腫瘤像形成病変の自動検出手法を提案する.提案手法では,まず,乳腺超音波画像から
HLAC特徴を抽出し,判別分析とAdaBoostによる学習手法を用いて正常な乳腺画像と
病変画像を分類する識別器を作成する.次に,作成した識別器を用いて,動画像として撮影される
乳腺超音波画像から腫瘤像形成病変の検出を行う.実験では,腫瘤像形成病変ありと診断された
被験者3人から撮影された乳腺超音波画像に提案手法を適用した.
その結果,提案手法により,乳腺超音波画像から腫瘤像形成病変の検出が可能であることを確認した.

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