6J-4
心電計を用いた眠気検出システムの開発
○松井まり子,石丸園子(東洋紡),篠崎 亮(ユニオンツール)
近年、ドライバーの居眠りが原因の事故が多発している。今回、無線小型心電計を用い、ドライバーの眠気を検出するシステムを構築した。本システムは無線小型心電計にて、心電図の最も鋭いピークであるR波とR波の間隔から、心拍間隔(RRI:R-R Interval)を検出し、無線でPCやタブレット等のハード機に内蔵された解析ソフトを用いてRRIを解析し、眠気を検出した際には、ハード機からドライバーへ警告を発するものである。眠気検出は、RRIの連続上昇性を判断しており、RRIが規定回数、規定間隔以上に連続して上昇した際、眠気と判断するアルゴリズムを構築した。

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