6G-7
遠隔要約筆記入力支援技術の改良について
○廣澤一輝,足尾 勉,西村知也,小林香織,日室聡仁(NECシステムテクノロジー),佐藤 匡(吉備国際大)
 昨年度、聴覚障がい者向けにインターネットを介してどこからでも支援可能な
遠隔要約筆記システムを構築した。また並行して、要約筆記者が不足している現状を
解決する為に要約筆記初心者を取り込む為の支援技術の仕組みを検討し開発・評価を
実施した。
 その結果、割り当て時間とチーム全体のパフォーマンスを考慮した
スケジューリング戦略が必要であることや、音声を再度読み上げるリフレイン機能など
様々な入力支援技術が必要だと分かった。
 本稿では、前年度からの改良案として、チーム全体のパフォーマンスを
損なわないようなスケジューリング技術と新たな支援技術として誤記や聞き落とし等を
改修し、入力内容を取捨選択する査閲者機能について検討及び開発検証を行った内容を
報告する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について