6G-6
談話完成タスクにおける第二言語の音声認識率向上の検討
○近藤悠介,中野美知子(早大)
本研究の目的は、談話完成タスク(DCT)を用いた英語学習者の
発話自動採点システムを構築することである。発話自動採点は
音声認識技術に依存しており、その精度は採点の精度に影響する。
本研究では、日本人英語学習者からDCTを用いて発話データを収集し、
この発話データと既存の第一言語発話データベースおよび日本人学生に
よる読み上げ英語音声データベース の発話データを用いて隠れマルコフモデルに
基づく音響モデルを、それぞれの項目で2-gramを採用し言語モデルを構築し、
自動音声認識を行った。評認識率は項目によって異なるが、おおむね認識率70%から
90%の間であった。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について