6G-3
異文化交流実践講座(Cross-Cultural Distance Learning: CCDL)の音質、遅延、画像についての主観調査
○小泉大城(サイバー大),中澤 真(会津大),近藤悠介,中野美知子,平澤茂一(早大)
早稲田大学では主としてアジア地域の大学とオーラル・チャットやBBS、
テレビ会議システムを有効に活用した授業を1999年から実施している。
事前に接続テストを行い、教室での英語による交流に支障が出ないよう、
万全を期して入る。しかし、交流授業開設同時の1999年から2005年まで
音声の途切れ、エコー、モザイク状の画面など、帯域や転送速度、
パケットロスのような物理的症状を経験してきた。最近、この授業では、
共通教科書の利用を開始し、異文化対応能力やソーシャル・スキルを
体験的に受講者が学べるように改善してきた。また、受講料が必要な科目に
なったので、音声の途切れ、エコー、モザイク状の画面など、帯域や転送速度、
パケットロスのような物理的症状を中澤班が調査するとともに、この班では、
5段階の順序尺度を用い、交流の円滑度について交流参加者の内観調査を実施した。
データは中国、台湾、韓国と国別に分類し、クラスカル-ウォリスの順序和検定を用いた。

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