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異文化交流実践講座(Cross-Cultural Distance Learning: CCDL)の学習効果調査:学習者の動機を高める授業になっているか?
○中野美知子,近藤悠介(早大),小泉大城(サイバー大),平澤茂一(早大)
早稲田大学では、遠隔教育センターが中心となって、テレビ会議
システム、LMS上のBBS、オーラル・チャットを活用した授業を
展開しており、毎年3600名の早稲田の学生と海外協定校の学生
4500名が参加している。この報告では、交流授業が英語学習者の
学習動機を高めているかを調査している。この2012年度前期の
調査では333人の早稲田の学生が動機調査に参加した。学習者は
授業に興味を持つと自律的に学習にもめり込んでいくことが
知られている: Deci & Ryan, 1985; Ryan & Deci, 2000, 2002)。
自律性の発展は、無動機(Amotivation)→外的な要因で学習を
強いられている(Extrinsic Motivation)→自律した学習者として、
達成感や交流により知識をえることに喜びを見出している
(Intrinsic Motivation)という概念で分析され、参加者の授業形態と
動機付けの関係を因子分析を用いて報告する。

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