6E-5
車群走行の安定性を考慮したショックウェーブ抑制手法の検討
○鈴木理基,徳田大誠,重野 寛(慶大)
CACC等を利用した車群走行に、
交通渋滞改善ならびに二酸化炭素排出量低減の効果が期待されているが、
周辺車両が高密度の状況である車両が突発的に減速した際に、
減速動作が後方に伝播するショックウェーブが発生し、
渋滞を引き起こすことが考えられる。
一般にショックウェーブの伝播速度は車両の速度と密度に依存するとされており、
その抑制には位置、速度情報の交換が必要である。
しかし、車群走行維持用通信とショックウェーブ抑制用通信が干渉すると、
ショックウェーブが抑制できないと同時に、
車群走行の維持も困難になる。
そこで本稿は隊列を含む車両群において有効なショックウェーブ抑制手法を検討する。

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