6C-3
多言語コミュニケーション分析のためのゲーミング環境
○中島 悠(京大),菱山玲子(早大),林 冬惠(京大),中口孝雄(NTT-AT)
ゲーミング環境を利用して問題環境を考えたい人々の大多数は,
情報科学の専門家やプログラミングができる技術者ではなく,
むしろ,問題群のドメイン知識を有する応用問題の専門家である.
それらの人々は必ずしも情報科学の専門家やプログラマではない.
本研究では,特段の情報科学のスキルを必要としない状況で,応
用問題のドメイン知識を有する人々が,自ら実験したい問題を,
自らが考える問題メカニズムを反映しながら,自ら記述できる汎用
性の高い多言語ゲーミング環境のためのフレームワークを提案する.
これにより,これまで情報科学の専門家やプログラマが存在しなけ
れば構築することができなかったゲーミング環境の開放性を高め,
多様な問題群を容易に扱える研究者やフィールドワーカーのための
基盤を構築する.

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