情報処理学会 第75回全国大会講演要旨
5ZF-7
編曲者の意図を明示的に表わす記号体系の提案
本研究は，アレンジ・編曲された楽譜を対象とし，編曲者の意図と演奏者への伝わり方を調査す
る．編曲者に対し，自身の編曲譜を調べてもらい，その内容を基に意図を分類した．同時に，編
曲者と演奏者に対し質問紙調査を行い，編曲者の意図と演奏者の解釈を比較した．これらを基に，
編曲者の意図を明示的に表現できる記号体系を作成した．従来の楽譜では，演奏時に必要となる
曲の各部分の意図を演奏者自身が曲の分析によ推定に頼る部分が大かったが，本研究によって編
曲者の意図をより明確にすることが可能となると考えられる．
る．編曲者に対し，自身の編曲譜を調べてもらい，その内容を基に意図を分類した．同時に，編
曲者と演奏者に対し質問紙調査を行い，編曲者の意図と演奏者の解釈を比較した．これらを基に，
編曲者の意図を明示的に表現できる記号体系を作成した．従来の楽譜では，演奏時に必要となる
曲の各部分の意図を演奏者自身が曲の分析によ推定に頼る部分が大かったが，本研究によって編
曲者の意図をより明確にすることが可能となると考えられる．
