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米の付加価値情報提供システムの検討
○周木 翔(工学院大)
本研究は、米に関する付加価値情報及び安全に関わる情報を利害関係者に対して提供することで米の高付加価値化・ブランドの強化を目的としている。研究では、消費者、農家などの利害関係者が米に求める情報ニーズを検討し、ニーズを満たすことの出来る米の付加価値情報や安全性に関する情報を示す。さらに、米の付加価値情報の収集方法及び提供方法を利害関係者の業務と合わせて検討し、実現性の高い情報提供システムを目指す。
情報提供システムは、米を取り巻く利害関係者や市場特性を考慮した上でシステムコンセプトを明確にして、付加価値情報提供に関する米流通単位の識別番号や識別タグの構成及び添付方法などを中心にデザインし、利害関係者のニーズに広く対応した米の付加価値情報のシステム像を示す。

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