5ZC-6
頭部運動とPC操作履歴による割り込み拒否度推定法の検討
○安部亮介,田中貴紘,青木和昭,藤田欣也(農工大)
ユーザへの情報提示タイミングの制御を目的として,PC作業時割り込み
拒否度推定法を提案してきた.しかし,推定指標はPC操作履歴に依存して
いるため,紙資料の作成などPCを使わない作業による誤推定が問題だった.
そこで本研究では,作業者の頭部位置や向きに着目し,webカメラを用いて,
作業中の頭部運動データとPC操作履歴を収集する割り込み実験を行った.
分析の結果,頭部の「前後位置」,「後退する動き」,「Pitch角回転」を
反映した指標の有効性が示唆された.
さらに従来手法に対して,3指標を組み込んでオフライン推定を行った
ところ,推定精度の改善が確認されたので報告する.

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