5ZB-9
PGPによるEメール暗号化のユーザーインターフェースの改善
○小川純平(東京学芸大)
今日、E メールは、PC や携帯電話などの個人用コンピューターにおいて
広く利用されているにもかかわらず、多くのメールサーバーは必ずしも
十分なメールの暗号化機能を提供しておらず、容易に通信内容の傍受が
可能となる場合がある。
この問題を解決するため、 PGP によるメールの暗号化が考案されており、
既にその実装もいくつか存在するが、複雑なユーザーインターフェースを
しているものが多いため、あまり普及していない。
本研究では、誰でも簡単に扱える PGP のインターフェースを実装し、
PGPによるメールの暗号化をより普及させ、メールの暗号化が十分でない
ことに起因する諸問題の解決を目指す。

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