情報処理学会 第75回全国大会講演要旨

近年，フレキシブルディスプレイの研究が盛んに行われている．
その研究の多くは装置を開発することを目的としており，装置のインタラクションも開発者が考案したものであることが多い．
そこで，フレキシブルディスプレイにおけるユーザ考案のインタラクションを実験で明らかにした．
その結果，折り畳む動作や広げる動作を頻繁に行うことが明らかになった．
この結果に基づき，これらの動作を利用することでサイズ変更可能なフレキシブルディスプレイのプロトタイプを作成した．
これによりフレキシブルディスプレイの新たな可能性を示した．
また，そのプロトタイプにはユーザが考案した入力動作を実装した．