5ZA-6
複数の深度センサを利用したユーザの向きに依存しないジェスチャ認識手法
○都竹尚紀,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
HMDを利用したVR空間ではデバイスを用いずに操作可能なジェスチャ入力が望まれる.
しかしVR空間ではユーザが映像に合わせて向きを変えるため,ユーザとセンサの
向きが一致せず,ジェスチャが認識されない問題がある.既存手法ではユーザの向きから
骨格情報を座標変換することで,向きに依らずジェスチャを認識する手法が提案されて
いるが,1台の深度センサから骨格情報を取得しているため,オクルージョンにより
センサとの角度が大きくなるほど認識精度が落ちてしまう.
そこで本研究では深度センサを複数台使用し,各部位に信頼度を持たせてマッチングを
行うことで,ユーザがどの方向を向いていてもジェスチャ認識が可能な手法を提案する.

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