5ZA-4
非線形な動きにおける関節とその構造の表現
○鈴木亮大,箕輪有希,武藤友香,吉田眞澄(筑波学院大)
筆者らはこれまでに動画像解析として,行動を構成する動きを線形的な論理で抽出した.本報告はその拡充研究であり,動きの非線形構造まで追求した。特に動きを抽出する際に動きの源として関節と関節間の連結構造まで扱うこととし,その結果は感性的な用語で表現することにした.具体的には行動をオプティカルフローで表し,その中から動きを関節単位で抽出した.感性的な用語では,全体の表現はテキストを参照し,関節間の動きの表現は方向を重視した言葉とした.評価にあたっては関節をノードとしたアニメーションシステムを開発するとともに,行動全体は感性的な用語を含んだDBで表現した.このシステムにおいて本研究の有効性を確認した.

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