5ZA-2
手の甲の特徴点による手と指の形状推定モデルの検討
○笠松 英,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
手の姿勢を推定することは,仮想空間での物体操作といった目的のために
重要である.既存の研究では,データグローブや三次元形状復元等があるが,
機器のコストやオクルージョンの問題など,まだ解決すべき問題がある.
そこで本研究では,深度センサーで深度情報を取得し,
逆運動学によって手の姿勢を推定する手法を提案する.類似研究として
手の平側から推定を行うものがあるが,手の平からの推定しか行えず,
指先が隠れる場合は推定ができない.そこで手の甲側からの推定を可能にし,
把持動作に従った手の制約知識を追加することで, オクルージョンが
発生する把持動作時でも精度良く推定が可能な手法を提案する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について