5X-9
被災地の仮設住宅におけるプリペイド型簡易商店システムの運用
○佐藤英彦,齊藤義仰,村山優子(岩手県大)
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって,
未だに多くの方が仮設住宅で生活している.
その仮設住宅では,立地の悪さや公共交通機関の少なさ等の要因により,
自由に買い物ができない問題を抱えていることが調査で判明した.
我々はこれまで,路上における野菜の無人販売をモデルとした,
プリペイド型簡易商店システムの構築、運用を行っており,
仮設住宅での問題解決に応用できるのではないかと考えた.
本研究では,仮設住宅にてプリペイド型簡易商店システムの運用実験を行い,
その問題解決を図るとともに,仮設住宅における
プリペイド型簡易商店システムの有効性,課題を明らかにし、
今後の社会実装に向けた展望を報告する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について