5X-2
動的解析と連携する通信可視化によるドライブ・バイ・ダウンロード攻撃の解析支援
○義則隆之,佐藤 両,松井拓也(名工大),廣友雅徳(佐賀大),毛利公美(岐阜大),神薗雅紀(セキュアブレイン),白石善明(名工大)
ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃 (Drive-by-Download attack
:以下DBD攻撃) による被害が増加している.攻撃の防御・被害の
抑制を目指すなら,各組織で迅速に連携して対策を講じられること
が望ましい.より有効な対策を講じるなら攻撃の全容を把握したい
が,人が通信データから疑わしいフローを見つけ,さらにそれに
含まれるコードを一つずつ手動で解析することは容易ではない.
本稿では通信データに含まれる攻撃の一連の流れを可視化し,攻撃
に利用されるコードの動的解析を統合したDBD攻撃解析支援システム
を提案する.提案システムのプロトタイプにより,D3M 2012(Drive
-by-Download Data by Marionette 2012)データセットを用いて評価
を行った.

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