5V-8
運転者の視線移動縮減可能な車載情報機器操作法に関する研究
○菅原祐人,酒井 弘,粟飯原萌,古市昌一(日大)
車載情報機器(IVI)の機能多様化と普及とともに,運転中のIVI操作の危険性は増大している.先の研究で我々が試作したAR-CARは,安全運転の姿勢を維持した状態で,運転者がIVIの情報確認と操作が可能であることが特徴である.従来,AR-CARはマーカをハンドル上の任意箇所に設置することで仮想的な操作ボタンを作成した.しかし,実験によりマーカで仮想ボタンを設置した場合,認識率の低さからIVIの操作に支障が起きた.本稿では,距離センサを利用したハンドジェスチャの利用により,運転動作におる誤作動を回避し,IVIの情報を確認・操作を行うAR-CAR2の提案と評価実験結果を述べる.

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