5V-4
自転車センサを用いた市街地走行環境と阻害度の測定
○河内雄太,田端佑介,金田重郎(同志社大)
市街地を走行中の自転車は周囲の環境から大きく影響を受けている.自転車の速度・ブレーキの回数・回避行動の回数は周囲の環境の影響から変化しやすい要素であり,自転車ユーザにとって快適な走行状態に大きく影響する.しかし,市販されているサイクルコンピュータやスマートフォンアプリではこれらの要素を厳密に測定できない.本稿では光電センサを自転車のタイヤ脇に取り付ける手法で,正確な速度とブレーキの回数を算出した.また,ロータリーエンコーダをハンドル部分に装着して自転車の舵角を算出した.これらのセンサを装着した自転車で道幅や障害物の多さが違う道路を実際に走行して,自転車の正確な速度と舵角から自転車の走行環境の推測と阻害度を算出した.

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