情報処理学会 第75回全国大会講演要旨

本研究では、不応性を有する自己組織化特徴マップによる複数の画像をキーにした類似画像検索システムにおいて、人工物領域の判定を自動化した検索を実現する。
従来のシステムでは、風景画像中の人工物領域の判定を人手で行っているため、設計者の負担が非常に大きくなるという問題がある。
提案システムでは、不応性を有する自己組織化特徴マップによる複数の画像をキーにした類似画像検索システムにおいて、RBF(Radial Basis Function)ネットワークを用いてK平均法で分割した風景画像中の各領域に対して人工物領域の判定を行い、より設計者の負担を軽減した類似画像検索システムを実現する。