5R-3
リズム木構造を用いたクラスNグラムによる旋律の演奏表情を考慮した伴奏のリズム生成
○宮田佳奈,酒向慎司,北村 正(名工大)
本研究では、重要な楽曲構成要素の一つである伴奏のリズム生成について検討する。
実演奏データから伴奏のリズムを抽出し、楽曲ごとにリズムのモデルを生成することで、
まとまりのあるリズム生成を行う。
抽出したリズムを、前後の流れを考慮するためNグラムによりモデル化し、
その際、学習の希薄性の問題を解決するため、クラスNグラムを用いる。
クラス分類にリズム木構造を用いることで、類似したリズムを同じクラスへ分類する。
また、演奏表情を持った旋律を入力とすることで、演奏表情を考慮した上で最も相応しいリズム列を決定し、
より曲の雰囲気に合ったリズムを生成する。
また、聴取実験により、本手法の有効性を検証する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について