5R-2
ジャイロセンサによる発音予測を用いたネットワーク音楽セッション
○小川智久,甲藤二郎(早大)
他者と音楽セッションを行うことは、ニーズがあるものの場所や時間の確保に問題がある。
例えば、遠く離れた人とセッションを行うことは容易ではない。
さらにネットワークを用いてセッションを行うことを考えた場合、場所や時間の問題はある程度解決されるものの、
ネットワークレイテンシが問題となる。従来、レイテンシの大きいネットワークでセッションを行うことは困難であった。
そこで、本稿ではジャイロセンサを用いた音楽インターフェースにおいて、ジャイロセンサから得られる角速度の時間変化を学習することで、楽器発音タイミングを予測し、あらかじめデータを送ることでネットワークレイテンシを克服するインターフェースを提案する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について