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年齢・時代別に観測されたデータの分析による乳癌と肝臓癌の因果関係の検討
○張替勝也,華山宣胤(尚美学園大)
本研究では、年齢・時代別に観測されたデータの分析により、乳癌と肝臓癌の因果関係を検討する。一般に癌による死亡者は年々増加しているため部位別の癌死亡率については、ほとんどの組み合わせにおいて正の相関が見られる。しかし、50~54歳の乳癌と肝臓癌の死亡率については、負の相関が見られる。この原因の一つとして、大豆に含まれるイソフラボンが乳癌リスクを抑える一方、肝臓癌リスクを増加させるように、乳癌リスクと肝臓癌リスクに逆の働きをする環境因子の存在を考えることができる。本研究では、このことを年齢・時代別に観測されたデータの分析に基づいて検討する。

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