5G-4
子ども向け科学実験教室におけるプログラミング体験への拡張現実の導入に関する検討
○原槙稔幸(大分大)
 現在所属している大分大学工学部技術部では,青少年の科学への
好奇心を育成することを目的として,県内の小学校で科学実験教室
を開催するなどの活動をおこなっている.私はその際,子どもたちに
ロボットの動作やイベントが書かれたカードを卓上に並べてもらうことで,
ロボットの動作プログラムを作成できる体験型学習を実施している.
 ただし現状は,カードを並べて作成したプログラムをロボットに
転送する際,すべて手作業でおこなっているため効率が良くない.
 本研究では,この仕組みに拡張現実(Augmented Reality)を追加する
ことで,作成したプログラムをロボットに転送する作業を自動化すると
ともに,プログラミング体験の教育的・情操的効果を高めることを目指す.

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