5F-6
作業対象物へのアノテーション自動設定機能を持った遠隔作業支援システムの検討
○大多和均,堀川真平,佐野良樹,長沼晶子,古澤昌也,湯瀬裕昭,渡邉貴之(静岡県大)
従来,我々が開発してきた遠隔作業支援システムSPRInTxは,作業者側が送信した画像に指導者側がアノテーション(マーカや書き込みなど)を重ねて表示し,指導するシステムである.これにより,作業者に対して音声のみでなく視覚的な情報を用いた指導ができる.また,指導者1人に対し作業者が複数人の場合にも対応している.しかし,指導者は作業者の人数分のアノテーションを設定するため,作業者が多人数になると指導者の操作負担が増大する.本研究では,作業者から指導者に送信される映像に対し物体認識させることで,作業対象物の位置を特定しアノテーションを自動生成するといった指導者の負担を軽減する手法について検討する.

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