5E-2
利用状況を考慮したスイッチ構成の省電力効果
○松田勝敬,角田 裕(東北工大)
 ネットワーク機器について,稼動時の消費電力の低減や使用していないポート
の機能停止などで省電力化が図られている。
 これまでの研究から,大学などの学内ネットワークは,常に稼働している
機器,断続的に稼働する機器,昼間の業務時間のみ稼働する機器などが接続
されていることがわかった。また,スイッチの配置の工夫により,これらの機器
の接続先をある程度まとめることができることがわかった。
 そこで,夜間利用されていない機器を集めて接続したスイッチについて,夜間
機器自体の電源を落とすことにより省電力化を図る方法を提案した。今回は,
小規模な実験用ネットワークを構成し,実機でその効果を検討する。

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