5A-8
HDDキャッシュアルゴリズム検討のためのアクセスパタン解析手法
○加賀洋渡(日立)
HDDはドライブアクセスがボトルネックとなるため、ドライブアクセス削減の機能としてキャッシュを備えている。
性能測定に用いられるベンチマークは複数のアクセスパタンを有し、それぞれ異なる特性を持つことから
アクセスパタンに合わせたキャッシュアルゴリズムを設計する必要がある。
本報告では代表的なベンチマーク、PCMark7のアクセスパタンを解析した。
キャッシュアルゴリズムの設計に必要な情報を抽出するため、コマンドの応答時間からキャッシュヒットを推測し、
また、アクセスされたアドレスから局所性を算出した。
解析結果から、キャッシュアルゴリズムを切り替えることで適応的にキャッシュする方法を検討した。

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