5A-3
ソフトウェアFT環境の応答性向上にむけたCPUコア割り当て方法
○渡邉和樹,佐藤隆佑,金城 聖,鶴  薫(三菱)
特殊なハードウェアを用いずに、フォールトトレラント設計を実現する手法と
して、仮想化技術によるソフトウェアFTがあげられる。仮想マシン層で各VMを
同期させることで、ソフトウェア処理のみでシステムの多重化を実現できる。
しかし、この手法は各VMや同期処理を行うプロセスが、計算機資源を共有する
ことによる性能低下が問題となる。本発表では、KVM/kemariとDRBDを組み合わ
せたソフトウェアFTにおける性能評価結果を述べる。また、物理CPUコアを適
切に割り当てる「CPUコア割り当て機能」を検討し、この問題の解決を試みた
ので、その結果について述べる。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について