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脳卒中の初期兆候における気づき教育支援アプリケーションの開発
○山崎雄大,皆月昭則(釧路公大)
現在、日本の3大死因に数えられる脳卒中は、人間の生活習慣と密接に関わる病気であり、年間13万人の死亡者数と130万人の発症者数が記録されている。現代の医療の進化により死亡者数は減少してきたものの、発症者数は多いという現状である。
 そこで本研究ではスマートフォンにおいて使用可能な、脳卒中予防教育支援アプリケーションを開発した。簡単なボタンタッチで事前兆候に関するメッセージを提示し、ユーザーの負担を軽減している。また、ライフログを用いたボタンタッチ回数の記録で脳卒中発症の危険度を算出する。この2つの機能を用いたことで、ユーザーの脳卒中に対する意識の改善と知識の強化を期待することができる。

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