4ZF-6
観光客避難誘導方法の評価支援システム -行動モデルとその検証-
○衣笠成輝,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
本研究は、大規模災害発生時に備え、行政等が観光客のための新しい避難誘導方法の検討を支援するシステムの構築を目的としている。本システムは観光客の行動モデルが実装されており、様々な避難誘導方法をシミュレートすると、誘導指示に従って避難する観光客の様子を模擬できる。従来から避難誘導を模擬するシステムの開発は行われてきたが、広範囲に分布する観光客をいかに安全かつ迅速に、どのような方針で避難誘導すればよいか、評価するシステムはない。本システムの有効性の検証を行うため、災害発生時の実際の避難行動の様子と、本システム上の避難行動の様子を比較した。また、その結果について専門家から評価を得た。

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