4ZF-3
防災研究分野におけるGISデータ利用の分析
○中居楓子,畑山満則(京大)
 防災研究では,地形,地盤構造,都市構造などを主要な要因とした分析を行うこと
がほとんどであるため,地理情報システムを利用することが多い.そこで,本研究で
は災害メカニズムの解明過程で生み出される多量の地理空間情報を有効活用し,地域
防災に役立てることを目的とする.
 本稿ではその要求分析に視座を置き,京都大学防災研究所年報に掲載された論文を
主な対象として,防災におけるGISデータの利用状況と出力形式について調査を行う.
データ作成や連続変量の取り扱いが容易なことから多くの分析結果の出力形式として
用いられるラスタ形式のデータの取り扱いについて考察する.

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