4ZF-2
災害直後の避難支援を目的とした常時利用型災害時支援システムの開発
○濵村朱里,福島 拓,吉野 孝,江種伸之(和歌山大)
東日本大震災ではネットワークを利用した安否情報の確認や,
被災地の情報伝達などが多く行われた.
しかし,ネットワークの復旧が早かった地域では避難支援を行うことができるが,
復旧が遅れた地域では,避難支援を行うことができない.
また,ネットワークの早期復旧が行われた地域でもネットワークが混雑してしまう場合が多く,
避難支援を行うことが難しい.
そこで本研究では,スマートフォンを用いた,
災害前のオンライン時に定期的に避難支援情報を収集し,
その情報を利用することで災害時のネットワークが利用できない場合にも避難支援を可能した,
日常利用する災害時支援システムの開発を行う.

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