4ZE-8
2部グラフを用いたKJ法についての研究
○岩佐尚史,大沢英一(はこだて未来大)
統合的思考法による問題解決やアイデアの発想法としてKJ法が考案され,現在で
は企業研修や学校教育など様々な分野で用いられている.しかし,KJ法はすべて
の手順を人の手で行うため,多く主観が入り込んでしまう.そこで本研究で,
KJ法に2部グラフの考え方を導入してネットワークを生成し,合理的な図解化や
ネットワークの性質を用いた数理的解析による新しい知見の発見を目的とする.
実験は,2部グラフからネットワークをリアルタイムで描画する機能を実装した
アプリケーションを用いて行った.その結果,数理的解析による有用性は見られ
たが,実験時に使用したアプリケーションや実験設定に課題が残った.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について