4ZD-7
リアルタイムでの学生情報の共有による教育支援システムの開発
○鈴木健一郎,松原俊一,Martin J. Duerst(青学大)
本研究では著者らの研究室で開発された,プログラムチェック用の教育支援システムを改良する.主に対象とする授業では,100人程度の学生の質問に対し10人程度の補佐教員が対応する.プログラムチェックを自動化することで,補佐教員は学生の質問対応に集中できる.しかし現時点では学生が質問する際に挙手が必要であり,学生の質問状況の把握が困難である.教育支援システムはWebアプリケーションであり,インタフェースはHTML5のCanvasで実装する.補佐教員はタブレット端末を携帯し,学生の質問の有無や課題の進度を確認する.端末では逐次情報を入力し,リアルタイムでの学生情報の共有を実現する.これにより質問対応の効率と質問機会の公平性を高め,さらなる学習効率の向上を目指す.

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