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誤答選択肢の自動生成に向けた知識ベース構築手法の検討
○菅原遼介,高木正則(岩手県大)
e-learningの普及に伴い,コンテンツ(出題する問題)
作成に掛かる負担が問題視されている.一般的に,資格試験で
採用される出題形式には多肢選択形式が採用されることが多いが,
多肢選択形式の作問は一問一答形式に比べ負担が大きい.そこで,
我々は一問一答形式から多肢選択形式の問題に自動変換する手法を提案し,
作問負担の軽減を目指してきた.問題形式を変換する場合,誤答選択肢の
生成が課題となる.誤答選択肢は問題の難易度に多大な影響を与えるため,
正答の単語との概念距離を考慮して設定する必要があり,単語間の概念距離を
整理した知識ベースが必要となる.本稿では,一問一答形式問題の
正答選択肢から誤答選択肢を自動生成するための知識ベースの構築を検討する.

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