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広角写真の大域的変形手法とその評価
○矢崎駿介,斎藤隆文(農工大)
人間は眼球の網膜に像を映し見た物を知覚する。しかし眼球は
球体であり、写真では目で見たものを平面に投影するので、
同じように投影することは不可能である。
その結果画像内の何処かで歪みが生じる。
魚眼レンズ等で撮影した広角画像はさらにその歪みが顕著に現れる。
そこで広角画像に対して、人間の目に歪みが少なくなるような
変形手法を提案する。
広角画像の歪みを「直線の歪曲」、その結果生じる、
「物体形状・面積の変化」の2つで定義し、修正する。
しかし、広角画像において、以上の2つの歪みを
同時に修正することは難しい。
本手法では、広角画像の広角性を保持し、2つの歪みの最小化を目的とする。

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