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光源方向により異なる3つの模様が現れるレリーフの作成
○五位渕竜也,斎藤隆文(農工大)
レリーフとは,平らな表面に施されている彫刻で,近年では3次元モデリングや切削機の
技術の進歩により,この自動作成が可能となっている.自動化に伴い,光の反射特性をレ
リーフ表面形状により制御し,これにより所望の模様を表現するという研究が行なわれて
いる.これに対し本研究では,光源方向を変化させることで異なる三つの模様を形成する
レリーフ表面形状の設計手法を提案する.具体的には,入力画像の各画素に対応する単位
彫り込み形状,またその配置方法を提案することで実現する.また作成したレリーフ表面
の形状に対し,光の反射シミュレーションを行なうことで,所望の模様が形成できている
か,ノイズの影響はあるか評価を行なう.

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