4ZB-6
TOFカメラによる手話の言語的特性を考慮した手話認識
○小山智己,北村 正,酒向慎司(名工大)
手話の手指動作には3次元の位置や形状の情報が含まれる。
従来の手話認識では、それらの情報の取得方法として複数台の
カメラを使用する方法などが行われてきたが、これらの方法は
装置の複雑化等の問題があった。そのため本研究では、物体の
3次元情報を容易に測定することのできるTOFカメラを使用し、
手指動作の必要な情報の取得を試みる。また、手話動作は
手話音韻学的に手の位置、動き、形の3要素から成り立って
いるとされている。そのため、これらの情報を手話動作から
抽出し、マルチストリームHMMを用いて統合し認識を行う方法を
提案する。実験に使用する手話データは選定された手話
単語337単語が含まれる500文章を対象とする。

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