4ZB-2
前頭前野の脳活動を用いたEEG-based brain-computer interfaceの開発のための判別精度の検証
○三野哲志,参沢匡将,広林茂樹(富山大)
近年,脳情報を入力としてユーザの意図を反映するBrain Computer Interface(BCI)の研究が盛んに行われており,麻痺患者等のコミュニケーション支援システムとして期待されている.本研究では前頭前野の脳活動に着目したBCIの開発について検討した.前頭前野は,認知や情報の選択,意思決定に関して重要な領域と考えられており,その脳活動を利用することで,ユーザの心理状態を反映させるシステムが開発できると考えられる.前頭前野の脳活動を用いたBCIの開発のために,脳波計(EEG)を用いて前頭前野の2通りの脳活動を計測し,判別を行った.結果から,前頭前野の脳活動を用いたBCIを開発できる可能性があると言えた.

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